グリップテープの選び方|滑る・手が痛いは数百円で直る
ピックルボールのグリップテープ(オーバーグリップ)の選び方を解説。ウェット・ドライ・クッションの違いと選び分け、交換時期の目安、太さの調整方法、巻き方の手順までまとめました。
パドルが滑る、手が痛いという悩みは、多くの場合グリップテープを替えるだけで解決します。 1本数百円で、パドルを買い替える必要はありません。
握力や技術の問題だと思われがちですが、道具側で先に手を打てる部分です。
グリップテープとは
パドルの持ち手には、最初からグリップが巻かれています。その上に重ねて巻く、薄い消耗品がオーバーグリップ(グリップテープ)です。
役割は3つあります。
- 滑り止め
- 汗の吸収
- 衝撃をやわらげる
元のグリップは交換に手間がかかりますが、オーバーグリップなら自分で巻き直せます。汚れたら剥がして巻き替えるだけです。
3種類から選ぶ
タイプは大きく3つです。手の状態と悩みで選びます。
| タイプ | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| ウェット | 手が乾きやすい人 | 吸いつく感触。しっかり握れる |
| ドライ | 汗をかきやすい人 | さらさら。湿気の多い時期でも安定 |
| クッション | 手や肘が痛む人 | 厚みがあり、衝撃を吸収する |
迷ったらウェットタイプが無難です。日本のラケットスポーツで最も普及していて、種類も豊富です。
夏場や、手汗が多くて「握っているうちにずれてくる」という人は、ドライタイプに替えると違いがはっきり分かります。
手首や肘に痛みが出やすい方は、クッションタイプを試してみてください。厚みが振動を吸収してくれるので、腕への負担が変わります。
交換の目安は1〜3か月
週1〜2回のプレーなら、1〜3か月が交換の目安です。毎日打つ人は、2週間ほどで替えることもあります。
期間より確実なのは、手触りで判断する方法です。
巻いたときのべたつきが消えて、つるつるしてきたら交換時期です。黒ずみや、端のめくれも合図になります。
滑るまま使い続けると、無意識に強く握るようになります。これは守り方で解説しているとおり、返球の精度を落とす原因になります。手や肘の痛みにもつながるので、早めに替えたほうが結果的に得です。
太さが合わないときも、テープで調整できる
グリップが細すぎて握りにくい、という人は少なくありません。
パドル本体を買い替えなくても、オーバーグリップを2枚重ねて巻けば太くできます。1枚あたり1ミリ前後太くなります。
外側の1枚だけを交換できるので、消耗しても内側はそのまま使えます。太さの微調整としては、いちばん手軽な方法です。
逆に「太くて指が回らない」という場合は、薄手のタイプを選んでください。
巻き方の手順
はじめてでも5分ほどでできます。
- 古いテープを剥がす(元から巻かれているグリップは剥がさない)
- 新しいテープの保護フィルムを先に剥がす
- グリップの根元(お尻側)から巻き始める
- 少しずつ重ねながら、引っぱり気味に上へ巻き上げる
- 巻き終わりを付属のテープで留める
重ねる幅を広くすると厚く、狭くすると薄く仕上がります。ゆるいと使っているうちにずれるので、少し強めに引きながら巻いてください。
うまく巻けなくても、剥がしてやり直せます。消耗品なので気楽に試して大丈夫です。
まとめ
- 滑る・手が痛いは、まずグリップテープを疑う。1本数百円で替えられる
- 手が乾く人はウェット、汗をかく人はドライ、痛みがある人はクッション
- 交換の目安は1〜3か月。べたつきが消えてつるつるしたら替えどき
- 細すぎるときは2枚重ねて巻けば太くできる
- 巻くときはフィルムを先に剥がし、根元から引っぱり気味に
握り方そのものを見直したい人はパドルの持ち方、痛みが続く場合はケガの予防もあわせて読んでみてください。パドル自体の寿命が来ている可能性もあるので、買い替えのサインも確認してみましょう。
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