🎾 ピックルボールノート
基礎知識

ピックルボールは2人でもできる?遊び方と2人向けの練習メニュー

ピックルボールは2人でも楽しめます。1対1のシングルスの遊び方とルールの違い、上達が早くなる2人向けの練習メニューまで、4人そろわないときの楽しみ方を初心者向けに解説します。

ピックルボールは2人でも十分に楽しめます。 1対1の「シングルス」で試合ができますし、実は2人はいちばん上達しやすい人数です。

「ダブルスが基本」と聞くと、4人そろわないと遊べない気がします。ここでは、シングルスの遊び方と、2人だからこそはかどる練習を紹介します。

2人なら「シングルス」で試合ができる

ピックルボールには、1対1で戦うシングルスがあります。テニスと同じく、コートを1人でカバーします。

使うコートは、ダブルスと同じ全面です。ピックルボールのコートは、シングルスとダブルスで広さが変わりません。

シングルスのサーブ位置。自分の点数が偶数(0・2・4)のときは右から、奇数(1・3・5)のときは左から打つ

サーブの位置は「自分の点数」で決まる

シングルスのサーブは、自分の得点で右か左かが決まります。

  • 点数が偶数(0・2・4…)のとき → 右側から打つ
  • 点数が奇数(1・3・5…)のとき → 左側から打つ

ダブルスにある「2番目のサーバー」はありません。ここだけ覚えれば、あとの基本ルールはダブルスと同じです。

スコアの数え方は「2つの数字」

ゲームは11点先取で、2点差がつくまで続けます。

得点が入るのは、サーブしている側だけです。サーブ側がラリーに勝てば1点、負ければ相手にサーブが移ります。このとき、相手に点は入りません。

点数を言うときは「自分の点・相手の点」の2つの数字で伝えます。ダブルスは3つの数字を使いますが、シングルスはこれだけです。

シングルスの基本戦略:覚えたい4つのセオリー

シングルスは「強く打つ」より「相手を動かす」ゲームです。 1人で全面を守るぶん、コートの使い方で差がつきます。まず次の4つを押さえてください。

セオリー1:サーブもリターンも「深く」返す

ねらう場所は、相手コートの後ろぎりぎりです。深いボールは相手を後ろへ下がらせ、攻め込まれる隙を減らします。

浅く返すと、相手に前へ詰められて主導権を奪われます。強さより深さを優先しましょう。

セオリー2:打ったら、すぐ「真ん中」に戻る

ダブルスは半面をカバーすれば足りますが、シングルスは1人で全面です。1球打つたびにコート中央へ戻ると、次に左右どちらへ来ても届きます。

「打つ→中央へ戻る」をワンセットにする。これだけで、走らされて崩れる場面が減ります。

セオリー3:相手を左右に振って、空いたところを突く

同じ場所に返し続けると、相手は動かずに済んで楽です。左右に振って相手を走らせ、開いた逆サイドをねらいます。

決めにいくより、相手を動かして甘い返球を引き出すのがコツです。

セオリー4:ネットには無理に詰めない

ダブルスでは2人そろってキッチン前へ詰めますが、シングルスで前に出すぎると、横を抜かれやすくなります。1人では、コート全体をカバーしきれないからです。

基本はベースラインでラリーし、相手の返球が短くなった好機だけ前に出る。この見極めができると、中級者の入り口です。

ゆきた
ゆきた

シングルスは体力勝負になりがちです。決め急がず「相手に1歩多く走らせる」意識でいると、自然とミスを誘えます。

でも2人の本領は「練習」にある

2人がそろうと、実は試合よりも練習がはかどります。相手が1人いるだけで、一人での自主練ではできないことが一気に増えるからです。

おすすめは次の3つです。

ゆきた
ゆきた

2人での打ち合いは、勝ち負けを気にしないぶん、フォームに集中できます。上達したい時期こそ、2人練習がおすすめです。

ディンク(キッチン前の柔らかい打ち合い)

キッチンライン前で、山なりの柔らかいボールを続ける練習です。ラリーが続くほど、力を抜く感覚が身につきます。

サーブとリターン

片方がサーブ、片方が返す。10球ずつ交代するだけで、狙った場所へ打つ精度が上がります。

サードショット・ドロップ

中級者への第一歩と言われるサードショット・ドロップは、相手がいないと練習しにくいショットです。2人なら、くり返し試せます。

2人プレーは運動量が多い

シングルスは、コート全面を1人で動きます。ダブルスより走る距離が長く、いい運動になります。

そのぶん、急な切り返しでの転倒やひざへの負担も増えます。準備運動と水分補給を忘れずに、ノンマーキングのシューズで足元を安定させておきましょう。

疲れずに楽しむなら「ミニシングルス」

全面を走るのがきついときは、コートを半分だけ使う「ミニシングルス(スキニーシングルス)」がおすすめです。

使うのは、対角の半面だけ。サーブもラリーも、斜めのエリアの中だけで打ち合います。動く範囲がぐっと狭くなるぶん、走る量を抑えながら、コントロールの練習になります。

  • シニアや運動を再開したばかりの人でも続けやすい
  • 決め球より、丁寧に返す練習に向いている
  • 慣れてきたら、全面のシングルスへ広げる

「まだ全面はきつい」という2人に、ちょうどいい遊び方です。

まとめ

  • 2人ならシングルス(1対1)で試合ができる(11点先取・サーブ側だけ得点)
  • サーブ位置は自分の点数で決まる(偶数は右・奇数は左)
  • 戦略は「深く返す・真ん中に戻る・左右に振る・詰めすぎない」の4つ
  • 2人は練習に最適。ディンク・サーブ・ドロップを反復できる
  • 走るのがきついときは、コート半面の「ミニシングルス」で
  • 運動量が多いので、準備運動とシューズに気をつける

4人そろったら、ダブルスの動き方で連携を覚えると、さらに楽しくなります。まずは2人で、ラリーを続けるところから始めてみましょう。

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