ピックルボールは2人でもできる?遊び方と2人向けの練習メニュー
ピックルボールは2人でも楽しめます。1対1のシングルスの遊び方とルールの違い、上達が早くなる2人向けの練習メニューまで、4人そろわないときの楽しみ方を初心者向けに解説します。
ピックルボールは2人でも十分に楽しめます。 1対1の「シングルス」で試合ができますし、実は2人はいちばん上達しやすい人数です。
「ダブルスが基本」と聞くと、4人そろわないと遊べない気がします。ここでは、シングルスの遊び方と、2人だからこそはかどる練習を紹介します。
2人なら「シングルス」で試合ができる
ピックルボールには、1対1で戦うシングルスがあります。テニスと同じく、コートを1人でカバーします。
使うコートは、ダブルスと同じ全面です。ピックルボールのコートは、シングルスとダブルスで広さが変わりません。
サーブの位置は「自分の点数」で決まる
シングルスのサーブは、自分の得点で右か左かが決まります。
- 点数が偶数(0・2・4…)のとき → 右側から打つ
- 点数が奇数(1・3・5…)のとき → 左側から打つ
ダブルスにある「2番目のサーバー」はありません。ここだけ覚えれば、あとの基本ルールはダブルスと同じです。
スコアの数え方は「2つの数字」
ゲームは11点先取で、2点差がつくまで続けます。
得点が入るのは、サーブしている側だけです。サーブ側がラリーに勝てば1点、負ければ相手にサーブが移ります。このとき、相手に点は入りません。
点数を言うときは「自分の点・相手の点」の2つの数字で伝えます。ダブルスは3つの数字を使いますが、シングルスはこれだけです。
シングルスの基本戦略:覚えたい4つのセオリー
シングルスは「強く打つ」より「相手を動かす」ゲームです。 1人で全面を守るぶん、コートの使い方で差がつきます。まず次の4つを押さえてください。
セオリー1:サーブもリターンも「深く」返す
ねらう場所は、相手コートの後ろぎりぎりです。深いボールは相手を後ろへ下がらせ、攻め込まれる隙を減らします。
浅く返すと、相手に前へ詰められて主導権を奪われます。強さより深さを優先しましょう。
セオリー2:打ったら、すぐ「真ん中」に戻る
ダブルスは半面をカバーすれば足りますが、シングルスは1人で全面です。1球打つたびにコート中央へ戻ると、次に左右どちらへ来ても届きます。
「打つ→中央へ戻る」をワンセットにする。これだけで、走らされて崩れる場面が減ります。
セオリー3:相手を左右に振って、空いたところを突く
同じ場所に返し続けると、相手は動かずに済んで楽です。左右に振って相手を走らせ、開いた逆サイドをねらいます。
決めにいくより、相手を動かして甘い返球を引き出すのがコツです。
セオリー4:ネットには無理に詰めない
ダブルスでは2人そろってキッチン前へ詰めますが、シングルスで前に出すぎると、横を抜かれやすくなります。1人では、コート全体をカバーしきれないからです。
基本はベースラインでラリーし、相手の返球が短くなった好機だけ前に出る。この見極めができると、中級者の入り口です。
シングルスは体力勝負になりがちです。決め急がず「相手に1歩多く走らせる」意識でいると、自然とミスを誘えます。
でも2人の本領は「練習」にある
2人がそろうと、実は試合よりも練習がはかどります。相手が1人いるだけで、一人での自主練ではできないことが一気に増えるからです。
おすすめは次の3つです。
2人での打ち合いは、勝ち負けを気にしないぶん、フォームに集中できます。上達したい時期こそ、2人練習がおすすめです。
ディンク(キッチン前の柔らかい打ち合い)
キッチンライン前で、山なりの柔らかいボールを続ける練習です。ラリーが続くほど、力を抜く感覚が身につきます。
サーブとリターン
片方がサーブ、片方が返す。10球ずつ交代するだけで、狙った場所へ打つ精度が上がります。
サードショット・ドロップ
中級者への第一歩と言われるサードショット・ドロップは、相手がいないと練習しにくいショットです。2人なら、くり返し試せます。
2人プレーは運動量が多い
シングルスは、コート全面を1人で動きます。ダブルスより走る距離が長く、いい運動になります。
そのぶん、急な切り返しでの転倒やひざへの負担も増えます。準備運動と水分補給を忘れずに、ノンマーキングのシューズで足元を安定させておきましょう。
疲れずに楽しむなら「ミニシングルス」
全面を走るのがきついときは、コートを半分だけ使う「ミニシングルス(スキニーシングルス)」がおすすめです。
使うのは、対角の半面だけ。サーブもラリーも、斜めのエリアの中だけで打ち合います。動く範囲がぐっと狭くなるぶん、走る量を抑えながら、コントロールの練習になります。
- シニアや運動を再開したばかりの人でも続けやすい
- 決め球より、丁寧に返す練習に向いている
- 慣れてきたら、全面のシングルスへ広げる
「まだ全面はきつい」という2人に、ちょうどいい遊び方です。
まとめ
- 2人ならシングルス(1対1)で試合ができる(11点先取・サーブ側だけ得点)
- サーブ位置は自分の点数で決まる(偶数は右・奇数は左)
- 戦略は「深く返す・真ん中に戻る・左右に振る・詰めすぎない」の4つ
- 2人は練習に最適。ディンク・サーブ・ドロップを反復できる
- 走るのがきついときは、コート半面の「ミニシングルス」で
- 運動量が多いので、準備運動とシューズに気をつける
4人そろったら、ダブルスの動き方で連携を覚えると、さらに楽しくなります。まずは2人で、ラリーを続けるところから始めてみましょう。
※ 本記事は情報提供を目的としたものです。商品リンクの一部にアフィリエイトを含みます。